(独)産業技術総合研究所、より環境に優しいバイオマス燃料の製造プラントの開発を開始
発表日:2008.01.31
(独)産業技術総合研究所は、平成19年度の新規産学官連携プロジェクト「産総研産業変革研究イニシアティブ」として、「中小規模雑植性バイオマスエタノール燃料製造プラントの開発実証」を開始した。このプロジェクトでは、食料生産を圧迫しない多種多様なセルロース系バイオマス(木質系および草本系など)を用いて、環境負荷の小さい非硫酸法によるエタノール燃料一貫製造プラントを構築。バイオマスの種類や集積状況に応じた製造プラントプロセス(地産地消型やモバイル型)を実現するため、製造プロセスから生産消費までの環境負荷やコストを最小化するための経済性評価・ライフサイクル評価および燃料性能評価などを実施する。さらに、年間を通じた安定した原料確保のための原料供給・利活用モデルを構築することにより、環境負荷の最小化を目指す。
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