環境省は、「こども環境白書2011（平成22年版）」を発行したと公表した。同書は、環境白書をもとに分かりやすく解説した冊子であり、次代を担う児童・生徒向けの環境教育教材として、全国の都道府県及び市町村等の教育委員会を通じて、小中学校等に配布される。今回は、環境と暮らしの関わり方について、「ゲゲゲの鬼太郎」のなかまたちと楽しく学習するという設定で作成されており、平成22年版環境・循環型社会・生物多様性白書の第1部「総合的な施策等に関する報告」の部分を中心に、現在の様々な環境問題とその対策について、できるだけ平易な表現やイラストを用いて小中学生にも理解しやすいようになっている。また、平成22年版環境・循環型社会・生物多様性白書の掲載頁を示すなど、関連情報も掲載されている。なお、今回のこども環境白書の印刷で使用する電力は、すべてグリーン電力を使用しているという。