三菱自動車工業（株）、は、「三菱自動車　環境行動計画2015」を策定した。この計画は、「商品・技術」「事業活動」「社会との協働」「推進基盤の強化」の4つの観点から、これまで「環境行動計画2010」で進めてきた活動項目や目標値を見直すとともに、「三菱自動車グループ 環境ビジョン2020」の実現に向けた新たな活動項目を追加し、同社グループ全体で推進するもの（計画期間：2011年度～2015年度）。環境ビジョン2020では、電動車両（電気自動車およびプラグインハイブリッド車）の生産比率を20%以上にし、自動車（新車）の走行時のCO2排出量を、世界全体平均で2005年度比50%低減するとともに、生産分野では、生産1台あたりのCO2排出量を同じく20%以上低減する目標を掲げている。そこで今回の行動計画では、2015年時点での中間目標として、2005年度と比べて、電動車両の生産比率を5%以上とし、この投入効果を含めた自動車の走行時のCO2排出量を25%低減、また生産時のCO2排出量を15%低減することとしている。