東京都は、平成23年春のスギ・ヒノキ科花粉の飛散予測を公表した。これによると、平成23年のスギ・ヒノキ科花粉の総飛散数は、平成22年の約8.5倍、過去10年平均では約2.4倍となり、昭和60年から都が観測している飛散花粉数の中で2番目に多くなる見込み。花粉の本格的な飛散開始は、平成23年2月16日から19日頃と予測され、例年より若干遅めとなる模様。この予測は、平成22年夏の日射量や、秋のスギ花芽の着花状況、1月の日単位の平均気温の積算値、11月以降の気温の推移等などの値をもとに予測したもの。都では、平成23年2月1日（火）から、花粉予報情報を、都公式Webサイト「とうきょう花粉ネット」、携帯電話向けサイト及びテレホンサービスで提供するという。