大阪ガス(株)と積水ハウス(株)、燃料電池・太陽電池・蓄電池を組み合わせた「スマートエネルギーハウス」の居住実験を開始
発表日:2011.02.01
大阪ガス(株)と積水ハウス(株)は、燃料電池・太陽電池・蓄電池を組み合わせた「スマートエネルギーハウス」の3年間の居住実験を開始すると発表した。スマートエネルギーハウスとは、天然ガスを利用して発電し、同時に発生する熱も有効利用できる家庭用コージェネレーションシステムと太陽電池を組み合わせた「W(ダブル)発電」に、さらに蓄電池を組み合わせ、情報技術を駆使して、電気と熱を賢く(スマートに)「創る・貯める・使う」ことにより、快適で環境にやさしい暮らしを実現する住宅のこと。今回の実験は、実居住環境下における省エネ効果および居住者の快適性・利便性の向上の検証を目的としており、奈良県において2011年2月~2014年3月まで、3人が居住する。実験を実施する住宅には、固体酸化物形の燃料電池(SOFC)・太陽電池・リチウムイオン蓄電池を搭載するほか、電気自動車充電設備・LED照明なども導入する。両社では、同実験を通じ、住宅だけでなく居住者が利用する電気自動車までを含めたCO2排出量を差し引きゼロにできるシステムの実現を目指すという。
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