環境省、アホウドリ新繁殖地形成事業によるヒナ移送の結果を公表
発表日:2011.02.08
環境省は、小笠原群島聟島(むこじま)におけるアホウドリの新繁殖地形成事業として、平成23年2月8日に伊豆諸島鳥島から聟島までアホウドリのヒナ15羽をヘリコプターで移送したと発表した。同事業は、(財)山階鳥類研究所が、環境省、米国魚類野生生物局、三井物産環境基金、公益信託サントリー世界愛鳥基金等の支援を得て実施しているもので、今年度が4ヶ年目となる。今後、ヒナが巣立つ5月下旬頃まで、(財)山階鳥類研究所の研究員が聟島に滞在し、人工飼育を行う予定という。なお、アホウドリの繁殖地は、日本の伊豆諸島鳥島と尖閣諸島のみで、環境省のレッドリスト2006では「絶滅危惧II類」(絶滅の危険が増大している種)に指定されている。
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