厚生労働省、福島県(飯舘村含む)における水道水中の放射性物質に関する情報(第2報)を発表
発表日:2011.03.21
厚生労働省は、福島県(飯舘村含む)における水道水中の放射性物質に関する情報を発表した。今回示されたのは、平成23年3月21日に福島県飯舘村の滝下浄水場(滝下川)で採取した水道水、及び3月17日から19日にかけて川俣町を含む県内7箇所で採取した水道水の検査結果。このうち福島県飯舘村の滝下浄水場(滝下川)で採取した水道水については、福島県原子力センター福島支所が検査したところ、放射性ヨウ素が3月20日12時半時点で検査した965Bq(ベクレル)/kgから492Bq/kg(3月21日8時半時点)に下がった。また、その他県内7箇所での水道水は、原子力安全委員会が定めた「飲食物摂食制限に関する指標」(放射性ヨウ素(飲料水)300Bq/kg)を下回っていた。なお、同省では、この指標値を超える水道水を一時的に飲用しても健康影響が生じる可能性は極めて低く、代替飲用水がない場合には飲用しても差し支えないとしている。また、手洗い、入浴等の生活用水としての利用は可能という。同省では、福島県に対して適切な対応を要請するとともに、福島県の水道水に関する測定データを入手し、それに基づき適切に対処していくという。
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