三菱重工業(株)、バングラディシュ向けに出力28万kWのガスタービン発電機を受注
発表日:2011.04.25
三菱重工業(株)は、バングラディシュの国営電力会社(EGCB)が首都ダッカ近郊に建設する、ハリプール ガスタービン・コンバインドサイクル(GTCC)発電設備向けに、ガスタービン発電機1式を受注したと発表した。GTCC発電設備とは、ガスタービンにより発電を行い、その排熱を利用して蒸気タービンでも発電することにより、エネルギーの高効率利用とCO2排出削減を実現するもの。今回のGTCC発電設備は、ハリプール発電設備の建設を手掛ける韓国の現代建設に供給するもので、出荷は2012年4月の予定。発電所の総出力は41万kW。同社は、同設備のガスタービンの製作・供給のほか、同設備の据付け・試運転のための指導員派遣を行う。