三菱重工業(株)など、中国の製鉄会社から高炉ガス焚きGTCC発電設備2系列を受注
発表日:2012.08.16
三菱重工業(株)は、中国の中鋼設備有限公司と共同で、同国の包頭鋼鉄(集団)有限責任公司から、高炉ガス焚きガスタービン・コンバインドサイクル(GTCC)発電設備2系列を受注したと発表した。これは、内モンゴル自治区包頭市に位置する包頭鋼鉄製鉄所の拡張に伴い実施され、CO2排出量の削減などの環境負荷低減を目指す。今回導入されるGTCC発電設備は、ガスタービン、蒸気タービン、ガスコンプレッサーなどから構成された、30万kWクラス(15万kWクラス×2系列)のもの。製鉄所内の高炉およびコークス炉から発生する副生ガスを有効利用して、工場内の電力の一部を賄う。同社では今後も、エネルギーの有効利用と環境負荷の低減に役立つ高炉ガス焚きGTCC発電設備の受注活動を積極的に展開するという。
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