和歌山県、地球温暖化対策実行計画及び第3次環境基本計画を策定
発表日:2011.05.25
和歌山県は、同県の地球温暖化対策実行計画及び第3次環境基本計画を策定したと発表した。このうち地球温暖化対策実行計画は、自然的・社会的条件を踏まえた県全体の温室効果ガス排出量の削減目標を示し、「環境と経済が両立した持続可能な社会(低炭素社会)の構築」に向けた県の取組方針・施策を明らかにするもの。一方、環境基本計画は、県環境基本条例に基づき、環境保全に関する総合的かつ長期的な施策の大綱を定めるものであり、計画の基本的考え方や長期的な目標、その実現に向けた施策展開のあり方を示すもの。第3次となる今回の計画(期間:H23~27年度)では、「環境と経済が両立する持続可能な社会」を将来像に掲げ、喫緊の課題となっている地球温暖化対策や生物多様性の保全、環境資源の活用による地域の活性化などに着目して見直しを行い、新たに、電気自動車の普及促進や世界遺産の拡大登録などにも取り組んで行くこととしている。