新エネルギー・産業技術総合開発機構（NEDO）は、平成23年度「地球温暖化対策技術普及等推進事業」の二次公募を開始した（公募期間：平成23年7月19日（火）～8月22日（月）午前12時必着）。同事業は、我が国の優れた低炭素技術・製品等（省エネルギー型の自動車・家電や、高効率の石炭火力発電等）の海外における有効性を実証し得る、具体的な排出削減プロジェクトの発掘を行うとともに、それらのプロジェクトを効率的かつ効果的に実施するために必要な、低炭素技術の普及・移転のための事業性評価、排出削減効果の評価手法等の確立、プロジェクトの実施に係るファイナンスその他の制度・環境整備方策等に関する調査を実施するもの。今回、アフリカ諸国・アジア諸国を中心に、二国間クレジット制度の実施に関する交渉上重要な国を調査対象として、協力案件の発掘に向けた調査、及び協力案件の組成に向けた調査を募集する。調査期間は、原則として単年度。今後、応募のあった提案に対し、NEDO内部及び外部有識者による審査を行い、最終的に契約・助成審査委員会で、委託先を決定する。