北九州市、本庁舎薄膜太陽光発電設備の実証実験を実施
発表日:2012.02.08
北九州市は、本庁舎薄膜太陽光発電設備の実証実験を実施すると発表した。同市では、環境モデル都市行動計画(グリーンフロンティアプラン)において、低炭素型都市エネルギーシステムの構築と普及を取組方針に掲げ、市街地や公共空間での再生エネルギーの活用を図ることとしている。今回、同市は、環境未来都市にふさわしい本庁舎とするための取組の一環として、既存建物の構造・外装に大きな変更を加えることなく設置可能な薄膜太陽光発電設備を導入し、その効果及び発電電力の利用方法などを検証・検討するための実証実験を行う。実証実験を行う設備は、三菱化学(株)製で、窓のサイズに合わせ設置できるロールスクリーン式薄膜太陽電池と、壁面を有効活用できるアルミ基板一体型薄膜太陽電池。発電された電力は、本庁舎内の電力や、室内のLED照明に利用されるという。
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