長崎県、平成21(2009)年度長崎県内温室効果ガス排出量(速報値)を公表
発表日:2012.03.05
長崎県は、同県内における平成21(2009)年度の温室効果ガス排出量(速報値)を公表した。これは、同県における地球温暖化対策を推進するため、環境省が定めた「地球温暖化対策地域推進計画策定ガイドライン」(平成15年6月)に基づき算定されたもの。その結果、平成21年度の温室効果ガスの総排出量は873.8万トン-CO2であり、基準年である平成2年度と比べると、57.9万トン-CO2(6.2%)下回り、前年度と比べると、23.4万トン-CO2(2.6%)減少した。また、平成21年度の二酸化炭素の総排出量は、798.6万トン-CO2であり、基準年と比べると、産業部門、業務その他部門、家庭部門、エネルギー転換部門、水道部門からの排出量が減少したことにより、36.6万トン-CO2(4.4%)下回り、前年度と比べると、23.5万トン-CO2(2.9%)減少した。同県では、平成21年度における排出量減少は、平成20年後半の金融危機の影響による急激な景気後退に伴い、産業部門等のエネルギー需要の減少が続いたことなどが、主要な要因として考えられるとしている。
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