福井県は、平成23年度版環境白書を発行したと公表した。同書は、同県における環境の状況および環境保全施策の内容を県民に広く明らかにし、今後の環境保全行動に役立てるため、環境基本条例第12条に基づき、作成しているもの。今回、第1部の特集では、エネルギー源の多角化、コウノトリの舞う村里を目指した取組みおよび資源循環ビジネスなどを紹介している。また、第2部から第4部は、環境基本計画の3つの視点（自然環境、生活環境、環境を想い行動する人づくり）に対応し、施策ごとに前年度実績や現在の取組み内容を記載した。同県では、県内公立図書館、中学校、高等学校、大学および市町等に配布するほか、県庁環境政策課において無償で配布する。また、インターネットのホームページ「みどりネット」に全文を掲載するという。