環境省、「3R行動見える化ツール」を開発
発表日:2012.04.17
環境省は、3R行動による環境負荷削減効果を定量的・簡易に計算できる「3R行動見える化ツール」を、開発したと発表した。3R(リデュース、リユース、リサイクル)の行動を進めるためには、その行動の効果を「見える化」することが重要である。同ツールは、実施した行動の回数や、回収した容器の重量等を入力するだけで利用できる、エクセルで作成された簡単な計算ツール。既存の調査結果等をもとに、3R行動ごとの環境負荷削減効果を、製品の原材料調達、製造、輸送、処分に至るまでのライフサイクル全体を対象として、定量化している。食品トレーなし販売、マイボトルの使用、ペットボトルのリサイクルなど、25種類の3R行動が登録されており、行動回数・回収量等を入力すると、環境負荷削減効果が自動計算される。同省では、店舗におけるペットボトル等の回収効果の提示(店舗や消費者の取組効果のPR)、軽量容器製品などの販売促進、事業者の環境貢献のPR、事業者と消費者の共同的取組、地域の環境教育の場などへの活用が期待できるという。
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