JST、研究成果展開事業(先端計測分析技術・機器開発プログラム)「放射線計測領域」実用化タイプ(中期開発型)等の平成24年度新規課題を決定
発表日:2012.05.10
(独)科学技術振興機構(JST)は、研究成果展開事業(先端計測分析技術・機器開発プログラム)の「放射線計測領域」実用化タイプ(中期開発型)および革新技術タイプ(要素技術型・機器開発型)における、平成24年度新規課題を決定したと発表した。「放射線計測領域」は、東京電力福島第一原子力発電所の事故に伴う放射性物質の影響から復興と再生を遂げるため、行政ニーズ、被災地ニーズなどを踏まえ、平成24年度の重点開発領域として新たに設定されたもの。今回、平成24年2月24日から3月21日の期間で公募を行い、外部有識者による審査をした結果、1)食品中の放射性物質の測定に関する開発課題:2件、2)土壌などの放射線モニタリングに関する開発課題:4件、3)その他開発課題:2件の合計8件を決定した。採択課題については、産・学・官のチーム編成のもと5月より開発を開始し、放射線計測に関して、行政ニーズ、被災地ニーズなどの高い高度な技術・機器およびシステムの開発を行っていくという。
▲ページ先頭へ
新着情報メール配信サービス
RSS