JST、研究成果展開事業(先端計測分析技術・機器開発プログラム)重点開発領域「放射線計測領域」の平成24年度新規課題を公募
発表日:2012.02.24
(独)科学技術振興機構(JST)は、研究成果展開事業(先端計測分析技術・機器開発プログラム)において、重点開発領域「放射線計測領域」の平成24年度新規課題を公募すると発表した。「放射線計測領域」は、東京電力福島第一原子力発電所の事故に伴う放射性物質の影響から復興と再生を遂げるため、行政ニーズ、被災地ニーズなどを踏まえ、平成24年度の重点開発領域として新たに設定されたもの。放射線量および放射能濃度の迅速かつ高精度・高感度な把握を可能とするプロトタイプ機の開発、性能実証およびシステム化を行い、プロトタイプ機を実用可能な段階まで仕上げる開発課題、また、新たなブレークスルーを生み出す革新的な放射線計測分析技術・機器の開発課題を公募する。類型として、実用化タイプ(短期開発型)、実用化タイプ(中期開発型)、革新技術タイプ(要素技術型)、革新技術タイプ(機器開発型)の4つに分類されている。公募締切は、1)実用化タイプ(短期開発型):平成24年3月15日(木)正午、2)実用化タイプ(中期開発型)、革新技術タイプ(要素技術型、機器開発型):平成24年3月21日(水)正午、である。