岩崎電気（株）は、LED並み長寿命の高効率セラミックメタルハライドランプを、2012年5月末から発売すると発表した。今回発売するのは、1つのランプ内にセラミック発光管を2本内蔵することで、LEDと同等の定格寿命50,000時間を達成した、230Wランプ。ランプ効率は110 lm/Wの高効率で、同社のメタルハライドランプ400Wとほぼ同等の維持平均照度を、230Wの省電力で実現した。また、メタルハライドランプ400Wの定格寿命12,000時間に対し、約4倍の長寿命とすることで、ランプ交換の頻度が減り、メンテナンスコストも廃棄物も削減できるという。さらに、再始動時間が約5分と、一般的な同種のランプと比較して約1/3であることから、照明の点滅頻度の高い施設でのさらなる省エネに貢献できるという。