三菱化学メディア（株）は、調光機を使わずに明るさを3段階に切り換えられるLED電球を、2011年7月上旬より発売すると発表した。LED電球は、長寿命、かつ同等の明るさの白熱電球と比較して80%以上の消費電力の削減を達成できる省エネ効果の高い製品で、現在使用の器具にそのまま取り付けられるという手軽さから急速に普及が進んでいる。今回発売する製品は、調光機を使わずに電球単体で明るさを100%、60%、20%の3段階に切り換えができる。一度点灯して消灯後3秒以内に再点灯すると60%の明るさで点灯し、再度消灯後3秒以内に点灯すると20%の明るさで点灯することから、外光変化や個人の好みで明るさを調節できる。また、こまめに明るさの調整をすることで、より大きな節電効果が期待できるという。なお、同製品は、口金の規格がE26、E17の2種類で、それぞれに昼光色（寒色系白色）と電球色（暖色系白色）の2タイプが用意されている。