三重県、英虞湾において県内企業と連携した沿岸休耕地の干潟再生を開始
発表日:2012.07.28
三重県は、英虞湾において、県内企業が所有する沿岸の休耕地を活用した干潟再生の取組を、平成24年8月1日から開始すると発表した。これは、(株)合歓の郷が志摩市に所有する2haの沿岸休耕地「丹生の池」において、沿岸の休耕地と海域を分断している潮受け堤防の水門を開放し、干潟の再生に向けた取組を開始するもの。水門を開放することにより干潟を再生し、一年にわたり生物や環境の調査を行うとともに、関係者や地域住民と連携し、合歓の郷の入場者なども交えて、アサリの放流やアオノリの養殖などの試験を行う予定。同県では、県内企業が自ら所有する休耕地を再生し、企業の持つ強い情報発信力とネットワークを活用することで、県民に向けて干潟再生の意義や生物多様性に対する関心をこれまで以上に高めることが期待されるという。
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