宮城県、東日本大震災の被災地における大気環境モニタリング調査の結果を公表
発表日:2012.08.03
宮城県は、東日本大震災の被災地における大気環境モニタリング調査の結果を公表した。同県では、倒壊した建築物等や不適正な解体、がれき処理からの粉じんの飛散が懸念されていることから、学校や仮設住宅など被災した地域で生活している住民の生活環境への影響を把握するため、大気環境中のアスベストモニタリング調査を実施している。今回、平成24年7月17日から31日にかけて、7市町9地点で実施した結果、1地点で1リットル当たり3.6本の無機総繊維が検出された他は、最大で1リットル当たり0.96本で、通常の大気環境と同様の値であった。同県では、今後、被災した建築物の解体作業やがれき処理が本格化することから、引き続き大気環境モニタリング調査を実施し、結果を公表していくという。
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