国土交通省は、平成24年度住宅のゼロ・エネルギー化推進事業の採択事業を決定したと発表した。同事業は、地球温暖化、とりわけ民生部門のエネルギー消費量の増加に対応し、住宅の省エネルギーをさらに促進するため、戸建住宅供給の相当程度を担う中小工務店における、躯体と設備を一体化したゼロ･エネルギー住宅の取り組みに対して、予算の範囲内で整備費等の一部を補助し支援するもの。今回、平成24年5月11日から6月22日まで公募を実施したところ、2,701事業者から応募があった。同省では、学識経験者等からなる審査委員会の評価を経て、エネルギー削減率が120%以上のものとなる1,320事業者（1,320戸）を採択事業として決定した。