佐賀県、平成23年度末の汚水処理人口普及状況を公表
発表日:2012.08.31
佐賀県は、平成23年度末の佐賀県における汚水処理人口普及状況を公表した。同県では、衛生的で快適な生活環境の実現と有明海をはじめとした公共用水域の水質保全を図るため、各市町と協力しながら、公共下水道・集落排水等の集合処理施設や個別処理施設である浄化槽の効率的かつ効果的な整備を促進している。今回、平成23年度末の佐賀県の汚水処理人口は、平成22年度から1.6万人増加し64.5万人、汚水処理人口普及率は前年度の73.4%から2.2ポイントアップの75.6%となった。処理施設ごとの普及状況は、公共下水道45.1万人(52.8%)、農業集落排水6.7万人(7.9%)、漁業集落排水0.4万人(0.5%)、浄化槽・コミュニティ・プラント等12.3万人(14.4%)であった。同県では今後、平成23年3月に策定した「佐賀県生活排水処理施設整備構想」を基に、汚水処理施設の整備を進めていくという。