北海道、道有林オフセット・クレジット(J-VER)の販売を開始
発表日:2012.11.13
北海道は、道有林オフセット・クレジット(J-VER)の販売を開始すると発表した。道の森林は、我が国の森林面積のおよそ4分の1を占め、京都議定書での森林吸収目標達成や、生物多様性の保全などを達成するため、適切な森林の整備・保全を進めている。このような中、二酸化炭素の排出削減・吸収量を認証し、クレジットとして発行するJ-VER制度が創設されたことから、道有林ではJ-VER制度の活用について検討を進めてきた。今回、平成24年3月に、羊蹄山と旭岳を望む道有林内の人工林が、「道有林森林吸収エコビジネス支援プロジェクト~『キキタの森』の間伐促進プロジェクト~」として、認証を受けたことから、環境活動に取り組む企業や団体等に対し、取得したJ-VERの販売を開始する。道有林J-VERの販売量は、4,232t-CO2で、原則として、道内市町村が発行する森林吸収系オフセット・クレジット(J-VER)と同時に販売することとしている。
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