宮崎県は、宮崎県門川県有林オフセット・クレジット（J-VER）の購入者を募集すると発表した（募集期間：平成25年1月17日～2月18日）。J-VER制度は、環境省が実施している制度で、国内における温室効果ガスの排出削減・吸収を行う活動を認証し、活動による排出削減・吸収量をクレジット（J-VER）として発行するもの。同県では、森林の成長を促すための間伐を行うことにより、増大する森林の二酸化炭素の吸収量をクレジットとして経済的価値を与えるJ-VER制度に、平成22年度から、門川県有林においてモデル的に取り組み、平成24年7月に宮崎県として初めて291トン（t-CO2）のクレジットを取得した。今回、取得したクレジットを、カーボン・オフセット等にJ-VERを利用しようとする個人・事業者・団体等に販売する。販売量は、283t-CO2で、最低販売予定単価は1t-CO2当たり10,000円となっている。