東京都は、平成26年夏における光化学スモッグの発生状況を公表した。都では、大気汚染防止法及び環境確保条例に基づき「東京都大気汚染緊急時対策実施要綱(オキシダント)」を定め、都内を8地域に分けて、光化学オキシダントの濃度が発令基準以上になった場合に光化学スモッグ注意報等を発令している。今回、平成26年夏(4月~10月)における結果をとりまとめた。これによると、注意報の発令日数は9日で、猛暑であった昨年の17日に比べ約半分に減少した。また、光化学オキシダントの最高濃度は0.173ppmを記録し、今夏の光化学スモッグによると思われる健康被害の届出者は無かった。都では、光化学スモッグの原因となる揮発性有機化合物(VOC)の濃度を低減するため、事業者の排出削減の取組への支援を引き続き行うとともに、光化学オキシダントの高濃度時の発生要因の究明などについて調査・研究を進めていくという。
情報源 |
東京都 報道発表資料
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機関 | 東京都 |
分野 |
大気環境 |
キーワード | 東京都 | VOC | 揮発性有機化合物 | 濃度 | 光化学スモッグ | 環境確保条例 | 光化学オキシダント | 大気汚染防止法 |
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