東京都は、2017年(平成29年)夏における光化学スモッグの発生状況を公表した。都では、大気汚染防止法及び環境確保条例に基づき「東京都大気汚染緊急時対策実施要綱(オキシダント)」を定め、都内を8地域に分けて、光化学オキシダントの濃度が発令基準以上になった場合に光化学スモッグ注意報等を発令している。今回、2017年夏(4月~10月)における結果をとりまとめた。これによると、注意報の発令日数は6日で、過去10年間の平均発令日数(12.1日)を大きく下回った。また、今夏の光化学スモッグによると思われる健康被害の届出者は無かった。都では今後も、光化学スモッグ注意報発令ゼロを目指して、光化学スモッグが発生しやすい夏季を中心に主要な原因物質である揮発性有機化合物(VOC)対策や窒素酸化物(NOx)対策に取り組むという。
情報源 |
東京都 報道発表資料
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機関 | 東京都 |
分野 |
健康・化学物質 大気環境 |
キーワード | 窒素酸化物 | NOx | 東京都 | VOC | 揮発性有機化合物 | 濃度 | 光化学スモッグ | 環境確保条例 | 光化学オキシダント | 大気汚染防止法 |
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