愛媛県は、平成27年度のダイオキシン類環境調査の結果を公表した。同県では、ダイオキシン類対策特別措置法に基づき、大気、水質、底質及び土壌について、ダイオキシン類の環境基準達成状況を調査している。平成27年度は、大気6地点、水質7地点(河川4地点・海域3地点)、底質6地点(河川3地点・海域3地点)、土壌6地点の合計25地点で実施。その結果、河川1地点を除き、その他の地点で環境基準を達成した。河川1地点において、環境基準を超過した理由は、過去に使用された農薬由来であると推定されたため、再調査並びに関係機関への情報提供等を行った。また、同地点については、平成28年度調査においても、継続して監視を実施するという。