環境省は、新潟県で計画されている「(仮称)胎内第二風力発電事業に係る計画段階環境配慮書」について、平成29年8月8日付けで経済産業大臣に対し環境大臣意見を提出した。同事業は、エネクス電力(株)が、新潟県胎内市において、総出力約18,000kW(2,000kW級×最大9基)の風力発電所を設置するもの。事業実施想定区域内及びその周辺には住居等が存在し、ガン・カモ・ハクチョウ類の渡り鳥の飛翔が確認されているほか、サシバ等の渡り経路となっている可能性がある。今回の環境大臣意見では、風力発電設備等の配置等を検討するに当たって、1)風力発電設備等を住居から離隔する等により、騒音等や風車の影による生活環境への影響を回避又は極力低減すること、2)風力発電設備への衝突事故や移動経路の阻害等による鳥類への影響を回避又は極力低減すること、3)重要な自然環境の改変を回避又は極力低減すること、4)眺望景観や人と自然との触れ合いの活動の場への影響を回避又は極力低減することと、等を求めている。
情報源 |
環境省 報道発表資料
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機関 | 環境省 |
分野 |
地球環境 自然環境 大気環境 環境総合 |
キーワード | 風力発電 | 環境省 | 騒音 | 自然環境 | 環境影響評価 | 鳥類 | 環境大臣意見 | 環境配慮書 | 風車 | エネクス電力 |
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