(一財)日本気象協会は、2018年春の花粉飛散予測(第1報)を発表した。花粉の飛散数は前年夏の気象条件が大きく影響し、一般に気温が高く、日照時間が多く、雨の少ない夏は花芽が多く形成され、翌春の花粉の飛散数は多くなる。今回の予測は、全国の2017年夏(6~8月)の気象条件などを基に作成したもの。これによると、2017年の夏は全国的に気温が高く、日照時間も多くなり、北海道・東北・北陸地方で降水量が多かったと評価し、2018年春のスギ・ヒノキ・シラカバの花粉の飛散予測は、東北・関東甲信・四国地方では前シーズン(2017年)の1.5倍以上の飛散数となる予測となっている。また、中国地方は前シーズン並み、北海道・九州地方は前シーズンと比べると少ない予測となっている。一方、例年比でみると、東海・近畿地方ではやや多く、東北・関東甲信・九州地方では例年並み、北海道・北陸・中国・四国地方では例年を下回る見込みという。
情報源 |
(一財)日本気象協会 ニュースリリース
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機関 | (一財)日本気象協会 |
分野 |
健康・化学物質 大気環境 |
キーワード | 予測 | 降水量 | 花粉 | 飛散量 | スギ | ヒノキ | 日本気象協会 | 日照時間 | シラカバ | 花芽 |
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