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 JR東海、水素エンジンハイブリッドシステムFSを本格始動

発表日:2024.11.26


  JR東海は、水素エンジンハイブリッドシステムの試作機を完成させ、性能評価試験や模擬走行試験を順次実施すると発表した。──同社は、水素動力車両を開発し、非電化路線への導入を目指している。試作機は、産業用ディーゼルエンジンをベースに開発された水素エンジンと、HC85系で使用されている発電機、車両制御装置、蓄電池を組み合わせたもの。水素エンジンは、高い耐久性と出力密度を持ち、低い水素純度でも運転可能である。開発にあたっては、エンジンの回転数を一定に保つ改良や、負荷状況に応じた出力最適化制御が施されている。──今回の実証では、山間部の急勾配や繰り返しの加減速を模擬した環境における走行試験を中心に行う。2024年11月に水素エンジンハイブリッドシステム単体の性能評価試験を実施し、2025年度には模擬車両と組み合わせた模擬走行試験を行う計画である。──鉄道車両への水素動力の適用可能性も検証しつつ、カーボンニュートラル実現に向けた技術の導入・定着を推進していくという。

情報源 JR東海 ニュースリリース
機関 東海旅客鉄道(株)
分野 環境総合
キーワード 燃料電池 | 技術開発 | 高効率 | カーボンニュートラル | 高出力 | ハイブリッドシステム | 水素エンジン | 水素動力車両 | 非電化路線 | 模擬走行試験
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