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 環境省、三陸地域の自然公園等を活用した復興の考え方(答申)を公表

発表日:2012.03.09


  環境省は、三陸地域の自然公園等を活用した復興の考え方(答申)を公表した。これは、平成23年8月4日付けで環境大臣から諮問された「三陸地域の自然公園等を活用した復興の考え方について」が、平成24年3月1日(木)に開催された中央環境審議会自然環境部会(第16回)において審議、答申されたもの。基本理念として、「国立公園の創設を核としたグリーン復興 ―森・里・川・海が育む自然とともに歩む復興―」を掲げ、三陸復興国立公園の創設を始めとした様々な取組を通じて、森・里・川・海のつながりにより育まれてきた自然環境と地域のくらしを後世に伝え、自然の恵みと脅威を学びつつ、それらを活用しながら復興するという考え方が重要であるとした。また、基本方針として、1)自然の恵みの活用、2)自然の脅威を学ぶ、3)森・里・川・海のつながりを強める、を提示。効果的な実施に向けて、地域の復興計画と調和を図り、他省庁の施策とも連携した事業を実施することや、国際的な情報発信、多様な主体が参加・協働するプラットフォームの形成などが重要であるとしている。

情報源 環境省 報道発表資料
環境省 報道発表資料
機関 環境省
分野 自然環境
キーワード 環境省 | 中央環境審議会 | 国立公園 | 自然公園 | 東日本大震災 | 復興 | 答申 | 三陸地域
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