環境省は、平成28年12月26日に開催された中央環境審議会自然環境部会自然公園等小委員会において、「国立公園及び国定公園の公園区域及び公園計画の変更について」等が審議され、適当である旨答申されたと発表した。今回、答申された諮問事項は下記のとおり。1)国立公園及び国定公園の公園区域及び公園計画の変更:瀬戸内海国立公園(広島県地域・山口県地域)、若狭湾国定公園(福井県地域)、2)阿寒国立公園における生態系維持回復事業計画の策定:阿寒生態系維持回復事業計画、オンネトー湯の滝生態系維持回復事業計画、3)国立公園事業の決定、廃止及び変更:大雪山国立公園、阿寒国立公園、三陸復興国立公園、秩父多摩甲斐国立公園、中部山岳国立公園、白山国立公園、大山隠岐国立公園、やんばる国立公園、西表石垣国立公園。同省では今後、今回の答申を受けて、平成29年2~3月に官報告示を行う予定という。