「物質やエネルギーからみた環境負荷の解明と対策」(山村 充准教授)

兵庫県立大学 環境人間学部

研究内容

2006年ゼミ旅行、札幌市・旧道庁赤煉瓦前にて

テーマ:
物質やエネルギーからみた環境負荷の解明と対策
概要:
環境人間学部は、基本理念に基づいて、環境と人間に関する技術と政策に焦点を合わせ、多様な研究と教育を行っています。学生が、しっかりと専門知識を身につけ、創造的な能力をもって活躍する人材となることが目標です。
環境人間学部では、グローバル・コミュニケーションや情報リテラシーの育成に力をいれ、文系・理系の各分野が連携した多様で弾力的なカリキュラムを編成し、フィールドワークや少人数の基礎ゼミ、専門ゼミなど特徴的な学習の場を用意しています。
学部教育では8コースを置き、専門教育の充実を目指しています。学生は2回生からいずれかのコースに所属して専門的な教育を受けます。さらに、大学院博士前期・後期課程では、環境と人間のより深い関わりを追求します。
当研究室では、ものの生産、消費、廃棄を通じ、また自動車の利用などのエネルギー消費に伴って生じる汚染物質などの環境負荷をデータ解析により調べ、対策の有効性を考えます。
キーワード:
地球温暖化対策, CO2排出量の推計, エネルギーと環境負荷, 政策分析
学部体系:
理工学系(資源・エネルギー系), その他(その他)
研究分野:
地球環境(バイオマス・バイオ燃料関連, 省エネ技術・エネルギー有効利用等, その他地球環境関連)、ごみ・リサイクル(LCA・環境マネジメント関連等, その他廃棄物・リサイクル関連)、自然環境(その他自然環境関連)

研究室概要

大学・研究室名
兵庫県立大学 環境人間学部
【研究室の特色・PR】
最近3年間の学部卒業生の研究テーマ
「地域産業との両立を目指した自然保護行政のあり方に関する研究〜知床世界自然遺産を例として〜」(2008年)
「ダム開発がラオスの地域社会・環境に及ぼす影響に関する研究」(2008年)
「ブラジルのバイオ燃料政策に関する研究」(2008年)
「ペットボトルリサイクルの費用分析に関する研究」(2008年)
「フード・マイレージに関する研究 〜姫路市を例として〜」(2008年)
「クリーン開発メカニズムにおける風力発電事業の研究」(2007年)
「船舶バラスト水条約に関する研究」(2007年)
「リターナブルびんのライフサイクルアセスメント(LCA)に関する研究」(2007年)
「中村 幸代EUの環境マネジメントシステムに関する研究」(2007年)
「企業のゼロエミッション活動に関する調査研究」(2007年)
「バイオエタノールの自動車燃料への利用に関する研究」(2006年)
「自動車シュレッダーダストの再資源化に関する研究」(2006年)
「エコファンドの現状と可能性」(2006年)
「環境教育への体験学習の活用に関する研究」(2006年)
「森林環境税の現状と課題」(2006年)
【先生のプロフィール】
氏名:
山村 充
出身大学:
北海道大学薬学部
職歴など:
昭和53年4月 環境庁国立公害研究所(現 独立行政法人国立環境研究所)研究員
昭和59年4月 環境庁環境保健部保健調査室 主査
昭和62年4月 環境庁大気保全局特殊公害課 課長補佐
平成元年4月 厚生省水道環境部水道整備課水質管理室 室長補佐
平成 3年4月 環境庁企画調整局環境研究技術課 課長補佐
平成 7年4月 環境庁国立環境研究所 国際研究協力官
平成10年4月より現職
研究室HP:
http://www.shse.u-hyogo.ac.jp/yamamura/
【所属学生の人数】
6~10人程度
【ゼミの恒例行事(旅行・実習・調査など)】
主な行先: 北海道
【研究室連絡先】
兵庫県姫路市新在家本町1-1-12
yamamura@shse.u-hyogo.ac.jp

先生からのメッセージ

今人類が直面している様々な環境の問題は、多くの専門領域の共同と協力が必要です。例えば地球温暖化問題解決のためには科学技術による対応だけでは不可能であり、倫理・思想・行政・法制・地域活動・異文化理解・教育など多様な領域の専門家の協働が不可欠です。環境人間学部は、環境は人間を写す鏡であるという認識に立ち、自然と人の共生、地域における互いの協調、さまざまな文化への共感を求めて、学融合によりこのような問題解決を目指します。
入学すると、1年次は書写キャンパスで幅広い視野と知識、グローバル・コミュニケーションを学び、2年次からは緑に囲まれた新在家キャンパスに移り、8つの教育コースに分かれて特徴ある専門教育を受けます。3年になると少人数に分かれての専門ゼミが始まり、自分の興味あるテーマにそった学習と研究に取り組みます。多分野にわたる広範な知識を基礎に徐々に専門を深めつつ、考え・書き・話す総合的な力を養う教育を環境人間学部はめざしています。

(2009年1月現在)