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 フランス、無農薬ガーデニングを国民に呼びかけ

発表日:2012.12.18


  フランスの環境・持続可能な開発・エネルギー省は、家庭で農薬を使わずにガーデニングをする方法等を示し、国民に無農薬ガーデニングを呼びかけている。フランスは欧州一の農薬消費国であり、2012年に国内で使用された農薬は6万3700トンにのぼる。そのうちの5%が農業以外の用途に使われたものであり、うち3分の2は家庭でのガーデニング用であった。ガーデニングをする人のうちで農薬に代わるものを使いたいと思っている人は2011年には38%だったものが2012年には59%と増えており、こうした責任あるガーデニングへの意識が高まるなか、同省ではインターネット上でガーデニングの方法を紹介している。庭の周辺環境や土壌の質を知ること、毎年同じ作物を植えないこと、多くの種類の植物を育てる等、病害虫予防の基本から、手作業での毛虫駆除、自然の天敵の利用、防虫ネットや防鳥ネット等市販製品の利用等、病害虫に冒された場合の対策まで紹介している。

情報源 フランス環境・持続可能な開発・エネルギー省 プレスリリース フランス環境・持続可能な開発・エネルギー省 ガーデニング紹介ページ
国・地域 フランス
機関 フランス環境・持続可能な開発・エネルギー省
分野 健康・化学物質
キーワード 農業 | 家庭 | 農薬 | フランス環境省 | ガーデニング
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