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 ドイツ、国内全域共通の植生データ・プラットフォーム構築プロジェクトを開始

発表日:2014.02.24


  ドイツ連邦環境省は、ドイツ全域に生息する植物種に関するデータをまとめたインターネットプラットフォーム「VegetWeb 2.0」の開発を公表した。これは、これまで国内各地で独自に集められてきた植生に関するデータを、ドイツ全域を網羅する共通プラットフォームに初めて統合・拡張するもの。これまで紙ベースで集められてきた情報も統合され、形式も統一されてデータの交換や拡張の条件は大幅に改善される。また植物種の具体的な生息場所などの情報も簡単に保存できるよう、スマートフォン等の活用も考えられている。プラットフォームは、植生に関する国家情報システムのひとつとして、プロジェクトの立地評価や計画策定への価値ある情報源となる。利用者として、計画担当者や学者、政府や自治体の自然保護機関、またボランティアの自然保護活動家などが考えられている。プロジェクトには3年を予定し、連邦環境省が連邦生物多様性プログラムから40万ユーロを拠出、グライスヴァルド大学等が実施する。

情報源 ドイツ連邦環境省(BMUB) プレスリリース
国・地域 ドイツ
機関 ドイツ連邦環境省(BMUB)
分野 自然環境
キーワード ドイツ連邦環境省 | プラットフォーム | 植物 | 植生 | 生息 | BMUB
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