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 フランス環境大臣、大気汚染緩和への行動計画を発表

発表日:2015.06.02


  フランスのロワイヤル環境・持続可能開発・エネルギー大臣は、大気汚染を緩和するための行動計画を2015年6月2日、国家大気評議会(CNA)で発表した。行動計画は、大気汚染を緩和し「5年以内に、安心して呼吸できる都市に」することを目標としており、主に4つの方針を示している。1)空気質証明書により低汚染車使用者を優遇(車を汚染の程度により6段階に分類し、低汚染車には通行や駐車の諸条件で特典)、2)「5年で安心して呼吸できる都市」プロジェクトを募り、地方議員等による大気質改善への取組を奨励、3)「グリーン成長のためのエネルギー移行」法による大気汚染対策の持続的な枠組みを設定(たとえば2020年以降のバス等の低汚染モデルへの入替、低汚染車限定の通行ゾーン設定等を定める等)、4)広範な大気汚染対策への資金援助として、国民に低汚染車を持つ機会を与える特別給付(1万ユーロ)、環境エネルギー管理庁と農業省による農業従事者への支援(5年間で2000万ユーロ)、応募プロジェクトの「実験都市」での技術革新への支援。

情報源 フランス環境・持続可能開発・エネルギー省(MEDDE) プレスリリース
国・地域 フランス
機関 フランス環境・持続可能開発・エネルギー省(MEDDE)
分野 大気環境
キーワード 大気汚染 | 自動車 | 行動計画 | 農業 | 健康影響 | グリーン成長 | 空気質 | フランス環境・持続可能開発・エネルギー省 | MEDDE
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