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 生物多様性に関わる7条約、相乗効果を図る初のワークショップを開催

発表日:2016.02.18


  生物多様性条約(CBD)は、生物多様性に関連する7つの条約の締約国代表者らが条約間の相乗効果と効率を高め、その実施を目指すワークショップを開催したと発表した。複数の国際条約間の協力と効果を高めることは長年の国際的議題であり、これまで多くのイニシアティブで課題の特定と可能な解決策の提言を目指してきたが、部分的な取り組みに終わっていた。各条約のビューローや常任委員会等のメンバーである各国政府当局者が意見を交換し、共通の解決策を見出す初の機会となったこのワークショップでは、相乗効果を期待できる8分野、1)生物多様性戦略計画2011-2020、愛知目標、国別生物多様性戦略および行動計画、2)制度の取り決めおよび調整の仕組み、3)情報および知識の管理、4)国別の報告、監視、指標、5)コミュニケーションおよび意識啓発、6)科学と政策のインターフェース、7)能力開発、8)資源の動員と活用、に関して主に議論が展開され、今後のロードマップの要素が絞り込まれた。この結果は、2016年5月に開催される条約実施補助機関第1回会合で報告されるという。

情報源 生物多様性条約(CBD) プレスリリース(PDF)
国・地域 国際機関
機関 生物多様性条約(CBD)
分野 自然環境 環境総合
キーワード 生物多様性 | 行動計画 | 生物多様性条約 | CBD | ワークショップ | 戦略計画 | 愛知目標
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