チリとシンガポール、国連気候変動会議で温室効果ガス排出削減の成果と課題を報告

発表日:2018.05.09

国連気候変動枠組条約(UNFCCC)によると、ボンで開催中の気候変動会議で、5回目となる「促進的な意見共有(FSV)」のワークショップが行われ、チリとシンガポールが温室効果ガス排出削減の成果と課題を発表した。両国がFSVの一環として自国の排出削減行動を発表したのはこれが2度目で、排出削減の報告の向上や学んだ教訓を具体的に示した。チリは制度改善について過去に得た様々な教訓の結果、排出削減の測定・報告・検証制度を向上させ、これが、パリ協定下で交渉が進められている透明性枠組に備えることにもなっている。一方、シンガポールは、排出削減の測定・報告・検証制度の向上に向けた他の途上国支援、成功事例の共有による他の途上国の能力開発支援や気候行動促進など、南南協力を通じて世界の気候課題に寄与したという。両国の取組は、適切な国家連携や国際支援を行えば時宜を得た報告が可能なことを裏付けた。次回のFSVは2018年12月にSBI49(実施に関する補助機関の第49回会合)で行われる。

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