国連環境計画(UNEP)によると、インドは、6月5日の世界環境デーに際し、2022年までに使い捨てプラスチックを国内の全州で廃止することを宣言した。同国は、「プラスチック汚染をなくそう」をテーマとした2018年の世界環境デーのホスト国を務めており、この日までに、国内では政策立案者や著名人、事業家、環境活動家など何百万という人がプラスチック汚染対策の活動に参加した。同国のモディ首相は、UNEPの海洋ごみ削減のためのクリーン・シー・キャンペーンへの参加も表明し、この一環として、国家・地域レベルの海洋ごみ対策を実施するとともに、沿岸水域における海洋ごみの量を測定するという。同国はこの他にも、クリケットの試合を環境に配慮したかたちで運営することや、国定記念物におけるごみを無くすこと等にも取組む。同首相は「物質的豊かさによって環境が損なわれないようにすることはひとり一人の義務だ」と述べた。ソルハイムUNEP事務局長は、インドのリーダーシップ及び今年の世界環境デーがこれまでで最も有意義なものになったことを歓迎した。
情報源 | 国連環境計画(UNEP) プレスリリース |
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国・地域 | 国際機関 |
機関 | 国連環境計画(UNEP) |
分野 | 地球環境 ごみ・リサイクル 水・土壌環境 |
キーワード | プラスチック | インド | 国連環境計画 | UNEP | 世界環境デー | プラスチック汚染 | クリーン・シー・キャンペーン | 海洋ごみ対策 |
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