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 生物多様性条約締約国、愛知目標の達成と2020年以降の準備のため行動を約束

発表日:2018.07.18


  生物多様性条約(CBD)は、2018年7月2日~13日にカナダのモントリオールで第22回科学技術助言補助機関会合(SBSTTA22)と第2回条約実施補助機関会合(SBI2)を開催し、2018年11月にエジプトで開催される第14回締約国会議(COP14)に向け、愛知目標達成への取組を加速するための勧告を採択し、2020年以降の生物多様性枠組策定のための討議を進展させたと報告した。会合は主に、エネルギーや鉱業部門等における生物多様性の主流化について議論し政府と企業等がとるべき行動を勧告した。また、新たな知見の活用のため政府間科学政策プラットフォーム(IPBES)と気候変動に関する政府間パネル(IPCC)との協力の拡大を求め、合成生物学の影響評価のための国際協力と遺伝子組換え生物等に関する委託調査の実施を要請した。遺伝資源へのアクセスと利益配分に関する仕組みに関する議論の進展を促し、先住民の社会の役割評価の方法と指針を検討した。花粉媒介生物の保全のための2018-2030世界行動計画の採択を勧告した。

情報源 生物多様性条約(CBD) プレスリリース(PDF)
国・地域 国際機関
機関 生物多様性条約(CBD)
分野 地球環境 自然環境 環境総合
キーワード 生物多様性 | 生物多様性条約 | 締約国会議 | 科学技術助言補助機関会合 | 政府間科学政策プラットフォーム | 政府間パネル | 条約実施補助機関会合 | 生物多様性枠組策定
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