アメリカエネルギー省、波の力で塩水を飲料水に変えるコンテストを開始

発表日:2019.02.25

アメリカエネルギー省(DOE)は、波エネルギーのみを電源とした淡水化システムの技術開発を加速させるため、賞金250万ドルのコンテストを立ち上げた。これは、安全・確実・安価な水の世界的な需要に応える技術革新の推進を目的としたDOE主導の「水安全保障グランドチャレンジ」の一環で、DOEエネルギー効率・再生可能エネルギー局(EERE)の水力技術局(WPTO)が主導する。今回のコンテストでは、僻地の沿岸・島嶼の地域住民に安全な飲料水を提供できる低コストの淡水化システムの開発推進に向け、その初期構想から技術設計、試作、実地試験まで段階を踏んでコンテストを行い、3つの目標(波力を利用した小型のモジュール式淡水化装置の採算評価、淡水化と海洋再生可能エネルギーの統合の実証、淡水生産・設置の容易さ・コスト・信頼性/存続性の定量的な基準への適合の実地検証)の達成を目指す。DOEは海洋波から得られるエネルギーを2倍にする技術を競うコンテストでも成功を収めており、今回の賞でこれを発展させるという。

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