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 生物多様性条約、ポスト2020生物多様性世界枠組の公開作業部会会合を開会

発表日:2020.02.24


  生物多様性条約(CBD)は、2020年2月24~29日に国連食糧農業機関(FAO)本部で「ポスト2020生物多様性世界枠組」の公開作業部会第2回会合を開催する。140カ国以上から1000名を超える代表らが新枠組の草案を検討し、2020年10月に中国の昆明で開かれるCBD第15回締約国会議での合意を目指す。CBDは、2050年までの長期目標「自然と共生する」世界の実現に向け、生物多様性条約戦略計画2011-2020に続く枠組と2030年目標を策定するため公開作業部会をCOP14で設立。その第1回会合を経て2020年1月に公表した枠組案は、各国政府や科学者、先住民族、NGO等の広範な協議や助言、動植物100万種の絶滅危機を警告した2019年のIPBES報告書を受けて作成された。生物多様性の消失低減と回復に向け経済・社会・金融システムを変革する世界・地域・国・地方レベルでの行動の必要性を認識し、実施の条件と方法、透明性のある進捗評価、持続可能な開発のための2030アジェンダへの整合等を盛り込んでいる。

情報源 生物多様性条約(CBD) プレスリリース(PDF)
国・地域 国際機関
機関 生物多様性条約(CBD)
分野 自然環境
キーワード 生物多様性 | 生物多様性条約 | 国連食糧農業機関 | 動植物 | 生物多様性世界枠組 | 生物多様性条約戦略計画 | 絶滅危機 | 自然と共生する
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