ドイツ、地球温暖化防止への廃棄物産業の貢献に関する研究報告書を公表

発表日:2010.01.13

ドイツ連邦環境省、連邦環境庁(UBA)等による研究報告書「廃棄物処理関連分野における温暖化防止の可能性」が公表された。報告書では廃棄物処理分野の1990年以降の温暖化防止策の成果を評価し、ドイツとEUにおける2020年までの可能性を提示。ドイツでは廃棄物処理関連の温室効果ガス排出量は、前処理を経ない一般廃棄物の埋立てを禁止した効果で、1990年の約3800万トン(CO2換算)から、2006年には1800万トンに減少した。また、2020年には、資源の回収、リサイクル技術の向上、一般廃棄物等のエネルギー利用の効率化により、2006年比で約1000万トン削減できるという。報告書は、掲げられた施策により、2020年までにドイツのCO2削減目標の約14%を廃棄物処理関連分野で達成できるとしている。一方、多くのEU諸国では、未だ前処理を経ずに埋立てが行われ、廃棄物のリサイクルや熱利用も最大限には活用されていない。これらの改善で、EUでは2020年までにCO2換算で1億1400万トンを削減できる見込み。

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