ドイツ連邦環境庁長官、リターナブル容器の拡大を呼びかけ

発表日:2016.11.22

ドイツ連邦環境庁(UBA)のクラウツベルガー長官は、ベルリンで開催された欧州廃棄物削減週間のイベントで、食品販売店にリターナブル容器での提供を増やすよう呼び掛けた。長官は、「現在、リターナブル容器で販売される商品は清涼飲料で26.9%、水では40.6%のみだが、リターナブル容器は1本でワンウェイ容器・缶40個分が回避できる、廃棄物削減に最善の方法だ」と述べた。UBAの調査では、1996~2014年に容器包装廃棄物量は30%増加した。その原因は、過剰で不必要な容器包装、少量の容器を選ぶことが多いシングル世帯の増加のほか、ピザやコーヒーのテイクアウトの急増が指摘されている。長官は、リターナブル容器推進のため、デュアルシステム(既存の自治体収集システムと併存する生産者・販売者による収集システム)に支払われるライセンス料金に、廃棄物の素材だけでなく処理費用やリサイクル性も反映させる必要があると述べた。一方、外食産業の食品廃棄物も増加しており、これに対しUBAは外食産業の専門家と共同で「食品廃棄物回避のための手引書」を策定している。

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