スウェーデン化学品監督局、有害化学物質のない生活環境づくりに向けた国家行動計画を策定へ

発表日:2010.12.22

スウェーデン政府は、2010年12月22日、スウェーデン化学品監督局に対し、有害化学物質のない生活環境づくりに向け、こうした物質の特定、制限、段階的廃止に向けた国家行動計画の策定と実施を指示した。このために1億クローネが拠出される。化学物質は、他製品中の含有も含め、その製造、使用、廃棄といった様々な段階で環境や人間の健康に影響を及ぼす可能性があり、生活用品では、難燃剤(防護服や断熱材)、過フッ素化合物(撥水、撥油、防汚剤)、一部のフタル酸類(樹脂床剤や接着剤、塗料、壁紙)などが使用されている。今回の行動計画では、1)化学物質に関する知見の向上、2)REACH規制に基づく取組の効率化、3)消費者への情報提供、4)食品中の有害化学物質除去強化、5)段階的廃止に向けた関連企業との連携、などに着手する。なお、スウェーデンでは、すでに国内で水銀の使用を禁止し、EUに同様の対応を働きかけているほか、内分泌かく乱物質ビスフェノールAの禁止も求めており、EUでは第一段階として哺乳瓶での使用を禁止することになった。

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