アメリカエネルギー省(DOE)やGM社などが支援する次世代自動車技術コンテスト「エコカー2」の1年目の審査が行われ、参加した15チームの中からミシシッピ州立大が優勝した。このコンテストは、前回高い評価を受けた「エコカー」を引き継ぐもので、大学生チームが3年間にわたって環境に配慮した最先端のプラグインハイブリット電気自動車(PHEV)の設計を競う。今回の発表は3年のうちの1年目で、PHEVの工学的設計やシミュレーションが重点となった。コンテストでは、各チームが、機械・電気・制御等の技術的戦略からビジネス計画に至るまで様々なプレゼンテーションを行い、直並列PHEVを設計したミシシッピ州立大が、設備検査、技術報告書など多くの評価部門で好評価を得た。2年目以降は、各チームはGM社から提供される車両を使用して、各々の基本設計をもとに実際に改良を行っていく。DOEは、燃料効率の良い自動車技術の実践的経験を学生に提供することで、アメリカの輸入石油依存や汚染の軽減、家庭や企業のコスト削減につながるとしている。
情報源 | アメリカエネルギー省(DOE) プレスリリース |
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国・地域 | アメリカ |
機関 | アメリカエネルギー省(DOE) |
分野 | 地球環境 |
キーワード | アメリカエネルギー省 | DOE | 技術開発 | 環境配慮 | GM | エコカー | PHEV | プラグインハイブリット車 | 設計 | ミシシッピ州立大学 |
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