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環境省、平成23年度騒音規制法施行状況調査の結果を公表
発表日：2012.12.27
環境省は、平成23年度騒音規制法施行状況調査の結果を公表した。この調査は、全国の都道府県、指定都市、中核市、特例市及び特別区を通じ、環境基準の適合状況、騒音規制法の施行状況等を調査しているもの。同調査によると、平成23年度末現在、同法に基づく騒音に係る環境基準の地域類型を当てはめる地域を有する市区町村は1,237市区町村（全国の約71.0%）であり、環境騒音の測定を実施した361市区町村の3,257地点のうち、85.4%の地点で環境基準に適合していた。騒音苦情の件数は15,944件と、前年度に比べ95件増加した。また、規制対象の工場・事業場（特定工場等）の総数は209,947件で、立入検査686件、報告の徴収212件、測定339件が実施された結果、規制基準超過が185件あり、改善勧告4件、改善命令1件が行われた。一方、規制対象の建設作業（特定建設作業）の総数は73,804件で、立入検査1,262件、報告の徴収276件、測定330件が実施された結果、規制基準超過が81件あり、改善勧告及び改善命令は行われなかった。
