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 千葉県、平成24年地盤沈下の状況を公表

発表日:2013.09.20


  千葉県は、平成24年の地盤沈下の状況を公表した。同県では、地下水及び天然ガスかん水の採取等による地盤沈下の状況を把握し、その防止対策を図るため、県内47市町村において、地盤変動調査を毎年実施している。今回は、平成24年1月1日の標高と平成25年1月1日の標高との差から、1年間の地盤変動量を求めた。その結果、調査を実施した3,204.7平方kmのうち地盤沈下が認められた地域の面積は1,107.6平方kmとなり、前年(3,204.7平方km)と比較して減少した。また、地盤沈下がみられた地域のうち、前年がほとんど2cm以上の沈下であったのに対し、今回はすべて2cm未満の沈下であった。さらに、最大沈下量は1.29cm(いすみ市荻原にある水準点)で、最大隆起量は2.32cm(銚子市三宅町にある水準点)となった。同県では今後も、地盤変動状況の監視を行うとともに、地盤沈下の防止に努めていくという。

情報源 千葉県 報道発表資料
機関 千葉県
分野 水・土壌環境
キーワード 天然ガス | 地下水 | 千葉県 | 水準測量 | 地盤沈下 | 地盤変動 | 隆起
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