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 千葉県、平成25年地盤沈下の状況を公表

発表日:2014.09.17


  千葉県は、平成25年の地盤沈下の状況を公表した。同県では、地下水及び天然ガスかん水の採取等による地盤沈下の状況を把握し、その防止対策を図るため、県内47市町村において、3,204.7平方kmを対象に地盤変動調査を毎年実施している。今回、平成25年1月1日の標高と平成26年1月1日の標高との差から、1年間の地盤変動量を求めた。その結果、調査対象地域のうち地盤沈下が認められた地域の面積は2,039.7平方kmとなり、前年(1,107.6平方km)と比較して増加した。また、前年は2cm以上の沈下がみられなかったのに対し、今回は一部の地域で2cm以上の沈下がみられた。最大沈下量は2.41cm(長生村本郷にある水準点)で、最大隆起量は1.84cm(横芝光町木戸にある水準点)となった。なお、前年の数値は、東北地方太平洋沖地震後の余効変動(地震後の緩やかな地殻変動)の影響があったものと考えられるが、今回はその影響が明らかでないため、今後の水準測量結果の推移を注視していくという。

情報源 千葉県 報道発表資料
機関 千葉県
分野 水・土壌環境
キーワード 天然ガス | 地下水 | 千葉県 | 水準測量 | 地盤沈下 | 地盤変動 | 隆起
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